2013年7月29日

JINRIKI(じんりき)は、ご存知ですか?!


昨年、東京のビックサイトで開催された「第39回 国際福祉機器展 H.C.R.2012」に行った時、ひときわ賑わうブースの中に衝撃を受けた一つの製品がありました!

その名は  “JINRIKI(じんりき)” 

なんとも日本人であれば馴染みのあるそのネーミングの商品は、かってないほど強烈なインパクトで私の脳裏に焼き付きました・・・

あれから一年、満を持して皆さまにご紹介させていただきます!

このJINRIKI(じんりき)をざっくり説明すると、車いすを介助する際の、従来からある「押す」ということに「引く」という発想を加えたもの・・・です。

って、それだけ聞くと「なるほどね~」で終わってしまうという、まさにコロンブスの卵のようなこのJINRIKIですが、かなぁ~り奥が深いものなんです!

実は、内藤は数年前・・・さっぽろ雪まつりを20年以上も昔からボランティア活動で支えているNPO法人手と手の理事の方から「雪上で車いすのお客様を楽に介助出来るような用具を創れないだろうか?」「ロープで引っぱったりもしているのだけど、雪上の凹凸では不充分で・・・」「傍から見た時に“虐待”に見えないような配慮も必要よ!」と相談され、開発に着手したことがあります。

結果は敢え無く玉砕しました、、、(ToT)

○○さんの車いす専用、といったオンリーワンのモノであればなんとか形になりそうですが、不特定多数の方が使うというのが最大のネックであり、着脱の手軽さや価格面のリーズナブルさ、見た目をどうするか?等々といった、日高山脈のように高いハードルが目の前に立ちはだかったのです・・・

そんな悩みを心の片隅に抱えながら訪れたHCR2012のJINRIKIブースで見た光景は、まさに目からウロコが落ちたのは言うまでもありませんでした。。。

【福祉機器展12】世界初の車いす用緊急避難装置…JINRIKI - レスポンスより

そのような経緯から、必然的に「イフ」でこのJINRIKIを取り扱わせていただくことに相成ったという次第であります。

それでは、(私の話しはこのくらいにして)JINRIKI®をご紹介いたします(^^)


「介護」から「快護」へ

車いす本来の「押す」という機能に「引く+前輪を浮かせる」機能をプラスすることで、介助する側の不便や危険性を大きく改善!

日本古来からある“人力車”と同様に「てこの原理」を採用したことで、車いすに乗っている人の1割ぐらいの重さで「けん引バー」を持ち上げ引くことができ、介助する側、される側双方の「安心・安全・快適・楽ちん」が追求されています。

また、そのネーミングと見た目は、まさに“人力車”を連想させることから、傍からの見る印象は介護をしている(大変そうとか・・・)ではなく、楽しそう!という感じで、誰しもが乗ってみたいと思うこと請け合いです(^^)


観光・野外活動のソリューション

日常生活はモチロン! JINRIKI®があると、今まであきらめていた場所に行くことが夢ではなくなるかも知れません。。。

そこは(人力車だからといって)小樽や函館といった観光地だけに限りません(笑)

河川敷での焼肉や、海へ! 山へ! はたまた隣の芝生へ!
さっぽろ雪まつりをはじめとする、冬のイベントやスキー場!

可能性は無限大で、考えるだけでもワクワクしませんか♪

○○へ一度行ってみたかったんだケド・・・
そんな想いを、是非ともお聞かせください(^^)


~行政や観光に係る皆さま~

観光インフラのバリアフリー化に限界がある環境でも、JINRIKIの導入で解決できることがあります!

より多くの方に、皆さまご自慢の御当地を訪れ楽しんでいただくため、是非ともJINRIKI®の導入をご検討くださいませ。。。

※日本バリアフリー観光推進機構の各センターで採用されています http://barifuri.jp/

  



防災用具として

車いすに取付けるだけで、災害時要援護者の避難・移送に抜群の威力を発揮します!

前後・左右に介助者が対応するスペースが発生するので、他に類を見ない車いすの登坂能力を引き出します。
AEDのように様々な公共施設に備蓄されていれば、一般の健常者が緊急時に要援護者の避難行動を容易に補助することができると考えています。

下記の自治体で災害時要援護者対策用資機材に指定されました(平成25年4月現在)

三重県:防災企画部 地域支援課
平成25年度 災害時要援護者対策資機材整備費用

熊野市:防災対策推進課
平成25年度 災害時要援護者対策けん引式車いす補助装置貸与事業
地震・津波時に備えて、津波浸水予測地域内(須野町~久生屋町)に居住していて車いすを利用している方にけん引車いす補助装置を無償で貸与

愛知県:「民間防災力強化育成」の関する事業における資機材の項目で「その他救助用資機材」に「けん引式車いす補助装置」が該当するという見解


災害時要援護者は車いすユーザーだけではありません
JINRIKI®を装着した車いすでの救助を想定される災害時要援護者は・・・
・車いす利用者
・高齢者
・視覚障害がある方
・知的障害がある方
・妊産婦
・乳幼児
・疾病人など

※災害発生時に素早い避難ができない方々を、誰でも容易に移動が可能です。
※外見と機能のイメージが一致しやすいため、操作に特別な訓練は不要です。
※一台の車いすに複数の介助者で対応ができるため、高台への避難時などにも健常者と
 同等の速度で避難が可能となります。
※避難先で不要になった、JINRIKI®を装着した車いすは、水などの重量物の運搬にも
 利用が可能です。
※中学生以上の健常者は基本的に救助者として想定が可能と考えられます。



学校教育の中で

JINRIKI®を取付けた車いすの操作には大きな力は必要ありません 
外見から連想される使い方がシンプルなので、児童・生徒でも対応が可能です。

様々な防災訓練に参加して得た結論があります。
高台への避難や、長距離を早く移動するときの最大の戦力・・・それは、児童・生徒達でした!

津波を想定した指定避難場所環境は、健常者にも過酷です 

<三重県内の避難指定場所の例>
・標高差が30m以上
・沿岸から内陸へ2km以上

この環境を、成人の健常者が自助で移動するだけでも相当な負担があります。
ところが、中学生・高校生達は、何の苦もなく要援護者を載せてJINRIKを取付けた車いすを移動させることができました。
今までは災害時要援護者側にいた中学生・高校生達も、JINRIKを取付けた車いすを操作すれば最大級の戦力の「救助隊員」になれるのです!

JINRIKI®を学校教育に導入することで得られる様々な教育的効果

1.地域と連携した防災訓練に参加することによる防災意識の向上
  ※中学校・高等学校と地域の福祉施設などが連携して合同の防災訓練を行う
   ことで、要援護者避難と防災意識の向上を同時に実現。

2.要援護者に対応することによる情操教育
  ※一般に生徒児童だけで第三者の車いすを操作することはとても困難です。 
   JINRIKIを装着することで安全に移動が可能になり車いすをより身近に認識

3.障害を持つ生徒・児童の学校行事への参加が容易に
  ※車いすの子供達は運動会や遠足・修学旅行など、野外や課外の活動への
   参加が困難
  ※学校にJINRIKI®QUICKを配備しておくことで、日常使用している車いすに
   乗ったまま、様々な活動に参加が可能となります。



日常が避難訓練に

皆さまのご自宅や職場に“防災セット”や“避難グッツ”は常備されているかと思いますが、それを日常的に出してきて使うことは少ないですよね?
さもすると、どこにしまったっけ?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

定期的な防災訓練をしていなければ、いくら万が一の備えがあっても、緊急時にそれを充分に活用することは難しいものです・・・

JINRIKI®も同様で、緊急避難用具として活用することが可能ですが、「その時」に慌てて取り出すのではなく日常的に使用して便利な生活をすることで、その日常生活が防災訓練にもなるという、まさに一石二鳥の優れものなのです!



プラスアイテム

JINRIKI®は更に進化します!

と、言ってもモデルチェンジという意味ではなく、現在発売されている「JINRIKI®(じんりき)」「JINRIKI® QUICK(クイック)」を基本とし、各種プラスαのオプションアイテムが続々と登場する予定なのです!

また、JINRIKI®があることで、いままであまり使われることがなかったアイテムがとても便利なものに変わったり、JINRIKI®の応用編的な使い方が出来るアイテムが登場したりと、未だまだこれから先JINRIKI®の動向から目を離せませんよ!

イフのブログでも順次おススメ情報をアップしてゆく予定ですので、皆さま乞うご期待です(^^)



JINRIKI ライナップ

2013年3月に発売されたJINRIKI®の2種類のラインナップをご紹介いたします!


JINRIKI®(じんりき)

ジンリキのベーシックモデルです!
皆さまがお使いの車いすに専用のアタッチメントを装着しておくことで、必要な時にけん引バーを簡単に装着して使うことが出来ます。
また、このけん引バーはアタッチメント部分に“跳ね上げ機構”がついているので、乗り降りの際にはバーを跳ね上げた状態にすることができる優れものです!
重量:3250g (本体、パイプ、ジョイント含む)
取付適応サイズ(車椅子幅):335mm~475mm(パイプ外寸法)
全長:縮めた状態800mm 伸ばした状態1180mm
※車いすの機種によってお取り付けができない場合があります。 
※車いす本体は、含まれておりません。



JINRIKI® QUICK(クイック)

専用のアタッチメントを装着していない車いすに、必要な時にだけ簡単に着脱出来るJINRIKIです。
緊急避難時はもちろん、アウトドアへの外出時など一時的な用途に対応 。
介護施設、観光地、交通機関などに設置しておけばご利用者様を安全に介助することが可能です。
重量:3000g
取付適応サイズ(車椅子幅):380mm~525mm(パイプ外寸法)
取付適応サイズ(車椅子フレーム径):17mm~25mm(パイプ太さ)
全長:縮めた状態803mm 伸ばした状態1183mm
※車いすの機種によってお取り付けができない場合があります。 
※車いす本体は、含まれておりません。



■JINRIKI公式ホームページはこちら
  →JINRIKI(じんりき)

■JINRIKIフェイスブックページはこちら
 →Jinriki.asia Facebook

■JINRIKIの動画を見たい方はこちら
 →JINRIKI - YouTube

イフへのお問い合せはこちら
 →Contact us


(2013.9.23追記)
とかちで開催されたロングトレイルでもJINRIKIが大活躍しました!
詳しくはこちらの記事をご覧ください
TLTC(とかちロングトレイルクラッシック2013)



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