2013年11月9日

AT補助具製作の模様を赤裸々に公開!

完成したものだけ見てもなかなかその作業工程は解らないものです・・・

そこで、イフのお仕事を赤裸々に公開!と銘打ったブログだけに、トンテンカンのものづくりの一部始終を本邦初公開!

さぁさぁ、何が出来るかお楽しみです♪

まずは、材料棚から取り出した一本の5mm厚の鉄板。
これをトンテンカンと加工します。

いつも使っている ”金床” では曲げたい形にならないため、応急で丸頭のドリーを旋盤で削り出し、その上で更にトンテンカン・・・♪

直角に曲げる部分は、このように切れ込みを入れ、鋭角にトンテンカン・・・♪

切れ込み部分をTIG溶接で接合して、大凡の形になってきました(^^)
ここまで来て、アルミ材で作った方が早かったかも。。。とやや後悔(笑)


表面になる部分をざっくり削って、下処理をした状態です。


既に削りだしが終わっていた、チューブ状のパイプを下側に溶接完了!
さてさて、これは何の部品でしょうか?

所変わってこちらは、鉄のムク材をフライス盤で切削中!

角材で調度良いサイズがあれば話が早かったのですが・・・手持ちサイズが無かったため、このように丸材から四角型のブロックを削り出しました(汗)

イモネジを立て込むための、ネジ山を切り、こちらはひとまず完成なり!
中央の穴は、意味があって偏心(中心がずれている)させています(^^)

トンテンカン、ジ~(←溶接の音)と製作したブツは、ベルトサンダーやシングルアクションといった、機械工具で綺麗に成形していきます(^^)

自動車のボディの塗装と同じ ”ウレタン焼付塗装” を施します。

あ!塗装し忘れた(汗)・・・
のではなく、このサフェーサー(下地処理)が見える部分には、次の工程で特殊なゴムコーティングを施すため、わざとに塗装をしておりません。。。

ゴムコーティング完了!
手が触れる部分には、このように特殊なゴムの皮膜で覆うことで、滑り止め効果と、柔らかさ、そして金属に直接肌が触れることがないように工夫しております。
さて?これは一体何なのでしょう?!?!

じゃ~ん!完成!!

今回、トンテンカンと製作したのは、この赤丸で囲んだ部分!
これは何か?わかりますかぁ?!

実はこれ「ATセレクトレバー補助具(仮称)」という代物なんですが、手指の自由が効かない方や力が弱い方でも簡単に、オートマチックの変速レバーの ”ボタン” を楽に押すことが出来るようにするための補助具なんです。

普段(健常者の方が)何気に操作している、オートマチックの ”操作ボタン” ですが、このボタンを親指で押す動作が難しい方は意外と多いんです。

この補助具は、手のひら全体で、ATの操作レバーを軽く押すことで、横のボタンが押される仕組みになっているので、親指で重たいボタンを押す必要がありません。

使う方のお体の状態に合わせて、操作部の形状を作り上げ、操作の力も最適に合わせているので、フィーリングは最高グッ(+´゚∀゚`)=bですよ。。。



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